• simada3

初めまして、配爺です

(1)あいさつ

みなさん、はじめまして。精密部品のルート配送を担当している、通称、配爺(ハイジ―)です。と言っても、自分で勝手にそう呼んでるだけだけど(苦笑)。

今回、配送の現場について肌感覚で発信しちゃいます。配送の現場について知りたい方、必見で~す。 孫娘の配子とのチャット形式で話を進めていきます。

さあ、配爺と配子の配送チャットの始まり、始まり。

(2)仕事紹介

配子:普通、配送って言うと、マッチョなドライバーが、中~大型コンテナ車両・トラック・ダンプ車両で、大きな荷物を大量に納品先へ運ぶイメージが浮かぶけど、配爺のルート配送はそんな感じゃなさそうね。

配爺:確かにうちの会社にもそんな配送を担当してる人もいるけど、爺の配送はちょっと違うんだ。ルート配送と言って、軽バン等の小型車で、小型の手荷物を次々と客先へ納品して行く配送なんだ。小型車は大きな荷物は運べないけど、小型車には大型車にはない機動力があるからね。小回りも効くしね。


重い荷物は無いので、箸が持てれば基本、OKだ(笑)。爺のような年配者や女性でもできる。配子:まあ、どう見ても爺は肉体派じゃないしね。

配爺:ははは、そうだね、年相応の配送ってとこだな。定年もないしね。

配子:ボケるまでは大丈夫ってとこね。

配爺:やかましい(怒)。

配子:で、どんな荷物を運んでるの?

配爺:工場設備で使う精密部品が中心なんだ。軽くて小さいのに高価な物が結構あるので、ちょっとびびってしまう。爺はノミの心臓だからな(笑)。個々の荷物は小さくて軽い物が多いが、たまにやや重い部品などもある。精密部品が多いので取り扱いは丁寧しないといけない。配子のようにモノをガサツに扱っては困る。

配子:失礼しちゃうわね(怒)。

配爺:振動や荷崩れにも気を付けないとね。それに雨にも注意が必要だ。

配子:部品についての知識も必要なの?

配爺:技術者や営業の人じゃないのでそれほど知識は必要ないが、多少でもあると、検品の時に役に立つ。客先の信頼も得やすいしね。なので知らないことはネット等で調べたりもする。

配子:配爺もボケかけた頭をムチ打って働かせてるのね。

配爺:ああ、人間死ぬまで学べってことだな(笑)。

(3)納品先

配子:どんな所に納品するの?

配爺:工場地帯の大小工場に納品する。大規模な化学工場や製鉄工場のプラントが並ぶところが納品場所になる。中には鉄道車両を製造している工場もある。

配子:鉄ちゃん(鉄道マニア)が見たら泣いて喜びそうね。

配爺:全くだ。こっちは見とれてる場合じゃないがね。大きな工場の中は迷路みたいなところもあって、最初のうちは右も左も分からなかったよ。じきに慣れて来たけどね。

配子:配達先は毎日同じなの?

配爺:配達先は大体決まっているけど、組み合わせは毎日変わる。その日の配達先に合わせて、ルートや配達順を変更して行く。

(4)出発準備

配子:出発前にすることは?

配爺:朝、倉庫に行き、すでにピッキングされている荷物と伝票を照合する。大事な作業だ。間違って配達したら大変だからな。当日到着する荷物と合わせて客先毎に仕分けして、段ボール箱や折コン(折り畳みコンテナ)に詰め、必要ならラベル表示をしておく。客先の納品棚に置く場合もあるからな。荷物が行方不明なんてことにならないようにしないとね。

配子:準備も結構大変ね。荷物も種類がいろいろあるんでしょ?

配爺:そうなんだ。宅配の荷物のようななじみのある荷物と違うので、名前・種類が分かるようになるのには少し日数が必要になる。種類と個数を間違って届けると大変なことになるからな。お客さんは部品がないと仕事が滞ってしまうので、荷物が届くのを待っている。

配子:確認できたら次は何をするの?

配爺:荷物を仕分けしたら、降ろす順を考慮して車に荷を積み込む。やり方は自由だが、むやみやたらに積み込むと、降ろす時に手間取ってしまう。配子ならやりそうだな。

配子:自他ともに認めるガサツな性格だしね(笑)

配子:納品量は多いの?

配爺:日によって変わってくるが、多い時は貨物室が満載になることもある。

(5)装備・服装

配子:配送の人ってどんな服装で行くの?

配爺:下は作業ズボンだが、上は工場の作業員ではないので、作業着でなくてもよい。荷物を運ぶので、動き易いストレッチ性で、季節に合ったものがよい。爺の場合はメモをよくとるのでポロシャツの上からポケットの多いベストを着用している。ただ工場によっては夏でも長袖着用の所があるので持っては行くけどね。

配子:文房具はどうなの?

配爺:メモ帳はもとより、マーカー・テープなども必要だ。現場で必要になることもあるからな。 もちろん携帯電話は必須だ。連絡が必要になることがよくある。

配子:メモ帳はよく使うの?

配爺:配達先名・部署・配達時刻はメモしておく。トラブル防止になるし、後で問い合わせがあることもあるしね。

配子:結構慎重ね?

配爺:それに時刻データは次回配達の時に参考になるしね。

(6)出発

配爺:荷物を仕分けしたらいよいよ出発だが、その前にその日の予定をしっかり確認しておく。爺の場合は前日に翌日の配達先が大体分かるので、前日に配達予定時刻表を作っておく。配達先の移動時間はいつもメモして分かっているしね。

配子:爺は昔から、データ好き・メモ好きだもんね。

配爺:当日に追加等の変更はあるが、基本的な所ができていれば、軌道修正しやすいしね。

配子:目的地までの移動中は何をしているの?

配爺:居眠りやスマホ・ゲーム等してなけりゃ、基本何をしてもいい。爺の場合はラジオ のニュースを聞いたり、その日の配達の事を考えたりする。配子なら何をする?

配子:音楽でも聞いてようかしら。

配爺:相変わらずノー天気なやつだな。

(7)納品

配爺:1時間も走ると、眼前に大工場地帯が見えてくる。中々の圧巻だ。昨今は工場見学なんてのが流行っているが、爺の場合は毎日が工場見学だ。もっとも見学している余裕はないけどね。配子:私も一度工場内を見てみたいわ。

配爺:大工場内はプラント設備があちこちにあって、最初は右も左も分からず、まるで迷路のようだったよ。工場内ではナビは使えないからな。地図もないし、写真撮影も禁止だ。グーグルの上空からの写真はあるので、初めて納品する場所は、行ったことがある人に場所を確認しておく。但しストリートビューは無いぞ。

配子:私は家の近くでも迷っちゃう方向音痴だから、とても駄目ね。

配爺:ハハハ、それはひどいな。

配爺:爺は配達先の位置図・工場内の納品先図を作ったり、納品マニュアルを作成している。時間が経つと忘れてしまうし、交代の人が困らないようにしておく必要があるからな。爺が永遠に続けられるわけじゃないし。

配子:それは心強いわね。すぐにお役御免になってもいいわね。

配爺:余計なことを言うんじゃない(笑)。

配子:工場内にはすぐに入れるの?

配爺:入門はそう簡単じゃない。まず入門手続きをして許可証をもらう。車には火の粉防止等の装置が必要な工場もあるし、体温チェックする所もある。

配子:結構厳しいのね。

配爺:工場内の通行にもいろいろ制限がある。制限時速は20~30㎞だし、一時停止も多い。見逃すと警告を受けたり、出入り禁止になることもある。大型トラックも頻繁に往来してるし、リフトも通る。注意しないとな。

配子:納品場所は門から近いの?

配爺:門から納品場所まで4~5分程度かかる所も多い。建屋事務所で受領後、離れた倉庫などに納品することも多い。工場内部に納品することもあり、ヘルメットはもとよりゴーグル着用の所もある。クレーン・トロッコが動いているそばを通って現場詰所に納品することもある。

配子:工場内部ってどんなの?

配爺:さまざまな機械が動いていて、結構にぎやかだ。詰所は冷暖房完備だが、機械が稼働している所は効いてないので、技術者は大変だ。

配子:配達はお客さんに会うので、接客も大事ね

配爺:そうなんだ。失礼のないように、丁寧に接客対応する。後で苦情がきたのではかなわんからな。

配子:そのへんは年の功で大丈夫ね。人生長いしね。残りは短いけど。

配爺:ハハハ、余計なお世話だ(怒)。

(8)休憩

配子:午前中の配達は忙しいの?

配爺:工場は12:00~13:00(一部は12:45)は納品できないので、できるだけそれまでに配達したい。なので午前中は結構あわただしい。駆け足で納品、なんてことも多い。

配子:トイレに行く暇もなかったりして。

配爺:トイレはできるだけ我慢して、営業所までもたせる。営業所は配達のほぼ中間地点にある。それでも間に合いそうにない時はコンビニ・スーパーのトイレを借りることもある。客先でも差支えない所では使わせてもらうこともある。この年でおもらしは嫌だからな(爆笑)。

配子:大人用パン○○というわけにもいかないしね。

配爺:当たり前だ、まだそこまでもうろくはしとらん(激怒)。

配子:午前の配達が終わったらお楽しみの昼食ね。お店で食べるの?

配爺:いや、どこで昼食時間になるか分からないし、混んでるところは嫌なので、大抵車内で弁当を食べる。一時の休息時間だ。

配子:昼の休憩が終わったらまた配達ね。何時ごろまで配達してるの?

配爺:配達先が多かったり、配達先が遠方だったりすると遅くなることもあるが、14:30までには現場を離れることが多い。

配子:戻るのにも時間がかかりそうね。

配爺:近場から遠方へと配達して行くので、戻りは1時間半以上かかることもある。行きよりは気分的には楽だけどね。

(9)帰着

配子:山口に戻って来るのは何時頃になるの?

配爺:配達先数や配達場所の距離の違いで、日によって随分変わってくる。早ければ15時前に戻って来るが、遅ければ17時近くになることもある。

配子:山口に戻ったらもう解放されるのね。

配爺:そうはいかない。翌日の伝票と荷物をチェックして、準備できることはしておく。翌朝大量の注文が入っていて慌てて準備なんてこともあるからね。

それが終わったらその日の配達の整理をして、翌日の配達の予定を立てたり、新しい配達先の場所を調べたりする。配達予定時刻表も作成する。

配子:なるほど。「備えあれば憂いなし」ってとこかしら。

配爺:近い将来、配達先を入力したら、人工知能AIが最適ルートを作成して、時刻表を作成してくれるようになるだろう。そうしたら随分助かる。

配子:それまで爺がもつかしら?

配爺:やかましい(怒)。 ま~、その頃は空の上から配子が代わりに配達するのを見てるかもね。 ひょっとしたらロボット配爺が配達してるかもね。先の事はわからん。

みなさん、少しは配送の現場のことがイメージできましたか?また機会があれば発信しましょう。今回はここまで。またね。

#配爺 #ルート配送

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