スターティング:
こんにちは、チャリ配爺です。チャリ配ブログNo.22です。
今回は「火災」にまつわるエピソードです。
これまででチャリ配爺が一番ショックを受けた出来事です。
何と、配達先が火災で焼け落ちてしまったのです。
配達先が変だぞ:
9月初旬の夕方のことでした。チャリ配はいつものように、夕方ある配達先に向かいました。この配達先にはよく配達に行き、ほんの1週間前にも配達に行っていました。
普段頻繁に配達していると、他人の家のように思えなくなるのは不思議なものです。
玄関まで荷物を持って行ったところで、いつもと違う異様さに気が付きました。
玄関が開きっ放しになっています。今までこんなことはありませんでした。よく見ると、
玄関先に真っ黒な炭のようなものが散乱していました。
配達先が焼け落ちてるぞ:

「これはただごとではないぞ」と思いつつ、声をかけて少し中へ入って見ました。
何と、中は真っ黒に焼け落ちていました。一瞬身の毛がよだち、凍りつきました。
すぐ家の周りを見て回りましたが、表は外壁を残して全焼、裏は焼け落ちていて、悲惨な状況でした。
世帯の人は無事だったのか、無事だったとしても、生活再建はどうするのか、配達をれていろいろなことが頭を巡って来ました。一瞬にして築き上げたものや、家族の大切な思い出を失った家の人の心中を察して、心が痛みました。
家の人が不在なので、当然荷物を渡すことはできませんし、荷物の受け取りどころではないでしょう。
ふと見回すと郵便受けが何とか残っていました。こんな時にと思いつつも、不在票に言葉を添えて投函し、その場を後にしました。
皆さん心配してます:
配達地区の別の配達先に行ったとき、この火災のことがやはり話題になりました。火災 が発生したのは、2日前の夜のことで、激しく炎が上がり、たくさんの消防車がやって来たとのことで、消火のために使用する用水路の水も不足していたとのこと。今年は猛暑で雨が少なかったことが関係しているとのこと。
ただ、けが人はなく、また風が無かったので延焼も無かったのが不幸中の幸いでした。
それでも爺は気落ちしたこの世帯の方の姿が頭に浮かび、やりきれない気持ちでした。
「これからが大変だろうな」と思いつつ、その日はショックでよく眠れませんでした。
後日、本人から電話連絡があり、「近くの公共住宅へ申し込み中で、決まれば後片付けや、生活再建に向けて踏み出します」とのことで、少しホットしました。
それと同時に何か協力できることでもあればとも思いました。
ボヤだ、バケツを持ってこい!:
このような火災は他人事と思ってはいけません。
実は爺の子供のころ、隣の家が火事になったことがあります。この時は爺も含めて、皆でフロの水をバケツに汲んで何とか消し止め、大事には至りませんでしたが、とても怖い思いをし、とにかく必死でした。
その後20代でもバケツリレーをした経験があり、火事の怖さと悲惨さはよく分かります。
皆さん、火災には気をつけてくださいね:
今回の火災の原因は良く分かりませんが、一般的に多いのは次のケースだそうです。
火災全体:建物・倉庫・ガレージ・周辺を含めた全体
放火、たばこ、コンロ、たき火、
電気器具、不明
建物火災:建物本体
コンロ、タバコ、放火、ストーブ、
電気器具、不明
配達先の皆さん、くれぐれも火災には気を付けてください。それまで築きあげたものや大切な家族の思い出が一瞬にして無くなってしまいます。
爺も配達先の人々の不幸を目にしたくはないのです。普段の快適な生活があっての配達ですから。くれぐれもご用心を。
エンディング:
火災というものは、一瞬にして何もかも奪ってしまう恐ろしいものです。
爺も含めて、どうか皆さん、くれぐれも用心なさってください。
チャリ配爺のチャリ配中の「火災」にまつわるエピソードいかがでしたか?
次回もチャリ配中のエピソードをお楽しみに。
では、次号まで、またね。
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