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あったらいいな、こんな宅配

最終更新: 2018年10月24日

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こんにちは、チャリ配爺です。チャリ配ブログNo.26です。

今回は「宅配の未来」にまつわるエピソードです。

チャリ配爺は日々チャリで宅配しながら、いろいろな課題に直面し、何か解決策は無いかと、ふと夢想することがよくあります。

チャリ配に限らず宅配の現場には、不在・再配達による効率の低下、人手不足、環境問題、交通渋滞、受け取り問題等様々な課題が山積みです。

一方で通販は増える一方で、宅配も拡大の一途をたどっています。2017年宅配荷物は42億個を超え、将来は90億個に達すると言われています。いくら注文がワンクリックでできても、配達できなければ意味が無いのです。

現場では、働き方改革だけでなく、運び方改革受け取り方改革が待ったなしの状況にあります。特に不在・再配達問題は、現場で配達する人の士気や受け取る人へのサービスの質に影響する課題でもあります。

こういった課題の解決は、日々現場を目にしているからこそ、その必要性を強く感じることなのだと思います。

と同時に現場の状況を素早く把握し、改善をしていく姿勢が、宅配・通販会社には求められているのでしょう。

今回は、「こんな宅配があったらいいな」と日々爺が現場で感じていることを、皆さんと一緒に夢見て見ましょう。しばしお付き合いを(願)。


宅配荷物はどうやって届く?:



夢本体に入る前に、そもそも通販で注文した荷物は現在どのように届くのか見ておきましょう。例えば山口市のお客さんが、東京の通販会社に注文したとしましょう。

お客さんが注文すると、荷物はメーカーや通販会社等の物流倉庫を出発します。

倉庫を出た荷物は輸送する会社の東京近辺の営業所やターミナル(拠点・ベース)を経由して、幹線便で到着地である山口の宅配会社のターミナル・営業所へと届きます。その後荷物は宅配会社によって事業所・個人宅へと配達されて行きます。 

倉庫作業はハイテク化しているぞ:



倉庫では荷物の受け入れ・仕分け(ピッキング)・持ち出し作業が行われます。

従来この作業には、リフト・台車。ベルトコンベア等の機械も使いますが、基本的に操作するのは人間です。

しかし最近建設されている倉庫は自動化・無人化が進んでいます。ロボットが仕分け・梱包を行ったり、荷物の棚そのものが自動で荷物を運んできます。この流れは加速する一方なので、拡大して行くのは間違いないでしょう。現在進行中で、近未来と言えます。

幹線便も改革が必要だ:



幹線便の主力はトラック輸送で、90%以上を占めています。この幹線便は渋滞を避けて、主に夜間に行われます。この幹線便でも人手不足・環境問題等があり、働き方改革・運び方改革が急がれています。まあ、深夜に働くのが好きな人は少ないですから(笑)。

爺など大イビキをかいて寝ている頃です(笑)。

そこで現在進められているのが、人工知能AIを使って、自動でトラックを走らせたり、先頭の車が複数の車を引き連れて走行する隊列走行や連結トラックです。

これは現在開発中で、乗用車の自動運転と同じように、一部で実証実験が行われています。現在進行中なので、ある意味近未来と言えるでしょう。

鉄道や船は使えないのか?:

この他に現在の技術でも実現できそうなのが、新幹線や在来線を幹線便として使うことです。現在鉄道輸送はわずか数%でしかありません。使い勝手の悪さ・コスト等の問題もあってあまり普及しませんでした。ただ最近は見直しの動きもあるようです。

新幹線を使えば、かなり高速・大量に輸送できそうです。実際以前新幹線で荷物を輸送する計画もあり、構造物は輸送に耐える設計にしてあるそうです。過密ダイヤ・在来線との接続・積み替え等の問題もあって実現しませんでした。最近JR内でもダイヤに余裕のある路線で貨物を運ぼうという意見もあるようです。コンテナ・車両改善・トラックとの連携をうまくやることがカギになることでしょう。

船をもっとうまく使う方法もあります。日本は海に囲まれた国ですから。船の自動運転システムの開発も始まりましたが、車に比べると遅れています。それに多少の波でも影響を受けない船の開発も必要でしょう。


すごい計画が進んでいるぞ:



もっと先を見据えた輸送方法もあります。実は、爺が以前から夢見ていたことがあります。チューブ状の輸送管を建設して、その中を荷物を載せたコンテナ(カプセル)が走るというものです。言わば、石油パイプラインの物流版です。コンテナはリニアモーターカーのように磁気浮上させて走ります。チューブ内は減圧して空気抵抗を減らし、エネルギーを節約します。電力は再生可能エネルギーもしっかり使います。

チューブは新幹線や幹線道路上に高架式で建設します。大都市では地下にトンネルを掘って通します。チューブはネットワーク化し、コンテナの運用は全て自動です。

災害時にも対応できるよう、耐震設計や迂回路の設置・迅速な修繕方法も開発します。

かつてロンドンでは、郵便物を運ぶ専用の地下トンネルがあって、専用の鉄道が走っていたということなので、これの未来版と言えるかもしれません。

こんなことは遠い未来の話だと思っていたら、最近同じようなことを考え、開発に着手した人がアメリカに居ることを知りました。さすがフロンティアの国です。日本とは大きな違いです。その人とは、あの、イーロンマスク氏です。電気自動車のテスラモーターズや宇宙ロケット開発のスペースXの経営者です。

すでにアメリカ西海岸に実験線の建設に着手し、まもなく完成すると言うから驚きです。

恐るべしアメリカ。この計画は、ハイパーループ計画と呼ばれ、減圧された鋼製のチューブ内を磁気浮上させたカプセルが、乗客を乗せて時速1000㎞で高速走行するというもので。

さらに調べてみると同様な計画が、フランス・カナダ・韓国・インドでもあるということです。カナダのシステムでは、昼間は人を運び、夜は荷物を運ぶ計画のようです。

日本もオチオチしておれません。でもこの国はリスクを取って新しいことをするベンチャーがとても少ない国ですから(悲)。爺の人生等、失敗とリスクの繰り返しでしたから(笑)。この国は人と同じことをするのが好きで、過去の呪縛や常識にとらわれる人が多いですから。新しいアイディアが生まれにくいのでしょう。

さあ、宅配も改革だ:

いよいよ路線便、ラストワンマイルにおける、宅配の働き方改革・運び方改革・受け取り方改革の話です。

まず、路線便では、到着地の営業所から事業所や個人宅へ配達を行います。事業所への配達では不在・再配達問題は基本的にありません。しかし、個人宅への配達、宅配の現場では、

この不在・再配達が大きな問題なのです。日本では再配達は無料なので気軽に行われていますが、有料の国も多いと聞いています。

現在これを減らす方法の1つとして、日時指定をする方法があります。時間帯指定は海外では存在しない所も多く、日本的なおもてなしと言えるかもしれません。

ネット注文時に必ず日時指定できるようにするとか、再配達は有料にする等の意見も出ています。

しかし近年は、指定した時間帯に受け取り側が拘束され、不満が残ると言った問題が生じています。


カギはAIとビッグデータ:

これを解消するには、在宅している時間をネットで知らせて、すぐに配達してもらうと言った方法もあります。ITを駆使して、配達システムを巧妙に作れば現在の技術でも可能です。 また、人工知能AIやビッグデータ分析を活用して、効率の良い配達ルートをドライバーに知らせると言ったこともできるはずです。現在現場のドライバーが持っている小さな端末ではなく、タブレットのようなものに表示することも必要です。

その気になればすぐにでも導入できるシステムです。


マッチングビジネスも進んでいるぞ:

ライドシェアーのウーバーの物流版も始まっています。荷物の受け取りを希望する人と、配送を希望する人の情報をマッチングするビジネスです。配送担当者には個人事業者も含まれています。

宅配ビジネスもどんどん進化を続けているようです。爺など逆にどんどん退化していますが(笑い)。


集配所の自動化も必要だ:

現在到着地の集配所(ターミナル・営業所)での荷物の仕分けは、ベルトコンベア上を流れる荷物を、人海戦術で行っています。ロボティクスを使って、これを地方でも自動化して行けば、かなりの省力化・人手不足の解消につながるはずです。倉庫の自動化と同じ課題です。


あれは自販機か宅配ロッカーか?:



各世帯の宅配ボックスは、現在は普及しているとは言えませんが、もっと普及すれば、再配達を減らせるでしょう。

戸建住宅では最初から宅配ボックスを設置してある所も増えて来ています。最近はスマホとつなげて、配達員と会話し、複数の荷物を入れられるものもありますし、価格の安い折り畳み式の簡易宅配ボックスもあります。



この他にコンビニの外・駅・商業施設・病院などの公共施設や各家の近くに受取所共用ロッカーを増やす動きもあります。

今一つ普及しないコンビニ内受け取りに代わるものとして有望視されています。これは現在進行中で、近未来に普及して行くことでしょう。場所とシステム開発さえすれば技術的な問題はありません。これが自販機のように各所に設置された日には、宅配の配達人は個人宅ではなく、配達先付近のロッカーに配達することになります。時代も様変わりしました。

受け取りでも、ファーストフード店のように、ドライブスルー受取所なんてのができるかもしれません。勿論全自動で、無人です。爺の出番などどこにもありません(笑)。


ロボ配参上:



そして近未来実現しそうなのが、人工知能を搭載したロボットが荷物を運ぶと言うものです。ロボ配と言ったところでしょうか。現在すでにロボットカ―が荷物を運ぶ実証実験が始まっています。人工知能AIを使った乗用車の自動運転の開発と並行して開発が行われています。いざと言う時は遠隔操作も可能です。

ロボ配では、ネットで配達時間を指定すれば、その時間にロボ配が届けてくれます。

ロボ配は爺のようにグチを言うことはありません。夜間でも配達しちゃいます。ロボ配には働き方問題・受け取り方問題はありません。

そうなると爺はチャリ配廃業と言ったところでしょう。それどころか、もう人生も廃業しているかもしれません(泣)。ひょっとしたら、爺がアンドロイドになって、アンドロイドチャリ配何てのをやっているかもしれません。他のロボ配を引き連れて、隊列走行してたりして。う~ん、あまり想像したくはありませんね。少し不気味ですから(笑)。未来に生きてる方、見かけたら応援してやってください(願)。決してからかったりしないでくださいね(笑)。

ドローンも配達してるぞ:



無人機ドローンを使った配達実証実験も始まっています。空には信号も道路建設も必要ありませんから。医薬品等高価な小物を遠隔地に自動で運んだり、過疎地への配達には適しています。

プロペラ式のドローンとは別に、飛行船を使って自動配達する方法も考えられます。

ロボバルーンと言えるでしょう。この場合、荷物は空から降りてくることになるのでしょうか。

爺も空を飛べれば、宅配も楽なんですが(嬉)。空配爺なんて呼ばれるかも。

人工知能搭載の無人の船も活用できます。ロボシップと言えるでしょう。船の自動運転は車に比べると遅れていますが。波に強い船の開発も合わせて必要でしょう。


宅配もチューブ式だ:

もっと未来の話になるかもしれませんが、幹線便で紹介したようなチューブを拠点から建設し、その中をカプセルが荷物を載せて運ぶという方法も考えられます。

水道の蛇口をひねると水が出、コンロのスイッチを回すとガスが出、コンセントに差し込むと電気が届くように、配達管から荷物が届くというものです。勿論下水管のように集荷もやってくれます。あったらとても便利だと思いますが。


エンディング:

今後テクノロジーの進化と社会の変化が、宅配の世界を大きく変えて行くことになることでしょう。

配達も将来自動化されていくと、人が行う配達は全て無くなってしまうのでしょうか?

それとも人が行う配達はまだ残っているのでしょうか?

その場合の配達とはどんな配達なのでしょうか?

荷物以外の何かを運んでいるのでしょうか?

チャリ配爺には全く分かりません。きっとそんなことが実現している世の中を、雲の上から静かに眺めていることでしょう。

チャリ配爺のチャリ配中の「宅配の未来」にまつわるエピソードいかがでしたか?

次回もチャリ配中のエピソードをお楽しみに。

では、次号まで、またね。

チャリ配ブログ:https://www.yamaichi-ncs.comから。

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初めまして、配爺です

(1)あいさつ みなさん、はじめまして。精密部品のルート配送を担当している、通称、配爺(ハイジ―)です。と言っても、自分で勝手にそう呼んでるだけだけど(苦笑)。 今回、配送の現場について肌感覚で発信しちゃいます。配送の現場について知りたい方、必見で~す。 孫娘の配子とのチャット形式で話を進めていきます。 さあ、配爺と配子の配送チャットの始まり、始まり。 (2)仕事紹介 配子:普通、配送って言うと、

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